洗面所を整えたら“探し物がゼロ”に!引き出し・鏡裏・リネン庫を工夫するだけで、朝の準備が3分短縮できる理由#column
この記事を読めば分かること
- 洗面所を片づけると時間と心の余裕が増える理由
- 洗面台下・引き出し・鏡裏・リネン庫のそれぞれで役立つ収納テクニック
- 家族みんなが使いやすくなるゾーン分けの方法
- 香りや小物をプラスして「居心地のいい洗面所」にする工夫
はじめに
朝、慌ててドライヤーを探したり、タオルが崩れて山のようになった棚にイライラしたり…。
そんな経験はありませんか?
一日の始まりに使う洗面所がごちゃついていると、準備のリズムが乱れ、気持ちまで落ち着かなくなります。
反対に、洗面所が整っていると「探す手間」がなくなり、自然と心にゆとりが生まれます。
この記事では、今日から実践できる洗面所収納の工夫を、小さな物語のような情景を交えながら紹介します。

洗面台下 ― 奥まで活かせる“引き出せる収納”
扉を開けると、詰め込んだ洗剤やストックが山積み…。
そこで役立つのが「引き出せるボックス」です。
ファイルボックスやプラスチックケースを並べて、「シャンプー類」「掃除グッズ」「洗剤の詰替え」とラベルをつけるだけ。奥にしまったものも箱ごと引き出せば一瞬で取り出せます。
高さを活かすために二段ラックを入れれば、バスソルトや洗面小物もすっきり収まります。
引き出し ― “使用頻度順”で朝の準備が変わる
引き出しは毎日開け閉めする場所。だからこそ「よく使う順」に並べるのがコツです。
一番上には歯ブラシやドライヤー、ヘアブラシなど朝すぐに使うもの。
中段には化粧水やクリーム。
下段にはタオルやストックを。
開けた瞬間に必要なものが目に入るようにしておくと、探す手間がゼロになり、忙しい朝もスムーズに進みます。
鏡裏 ― 狭いけれど“立てる収納”で一番便利に
奥行きが浅い鏡の裏こそ、ボトル類を立てて収納するのに最適な場所です。
化粧水や乳液など背の高いボトルは手前に、頻度の低いアイテムは上段に。
さらに家族ごとにゾーンを分けて「ここは自分のスペース」と決めておくと、誰も迷いません。
リネン庫 ― “今使うものだけ”を置くと片づく
タオルやパジャマを全部リネン庫に詰め込むと、奥の方は忘れられてしまいます。
そこで、「今の季節に使うタオルやパジャマ」だけを置くのがポイント。残りは別の場所へ。
必要なものだけを近くに置くことで、取り出すのも片づけるのも簡単になります。
プラスαの工夫で“居心地のいい空間”に
収納が整ったら、次は雰囲気をアップさせましょう。
- 壁にフックをつけて、着替えやバスローブの一時置き場に。
- 小さなアートや写真を飾って、気分を和ませる。
- スツールを置けば、髪を乾かすときやスキンケアのときに便利。
- アロマやディフューザーで香りをプラスすれば、毎日がちょっと特別な時間に。
洗面所は“ただ支度をする場所”から“自分を整える空間”に変わります。
朝、洗面台の引き出しを開けると、整列した歯ブラシやブラシがすぐに目に入る。
鏡の裏を開けば、立ち並ぶ化粧品が静かに出番を待っている。
リネン庫を開けると、ふかふかのタオルがまるで「おはよう」と手を差し伸べるように並んでいる。
ほのかなアロマの香りと小さなアートに囲まれて、洗面所が自分だけのプライベートカフェのように感じられる――そんな朝のひととき。
まとめ
- 洗面所収納を整えると、探し物がなくなり心が落ち着く
- 洗面台下はボックスとラックで「見える・分ける・引き出せる」収納を
- 引き出しは“使用頻度順”で配置すると時短に
- 鏡裏は立てて収納、家族ごとにゾーン分け
- リネン庫は“今使うものだけ”に絞ることで整理が続く
- フックや香り、スツールなどで居心地を高める
最初から完璧にする必要はありません。まずは引き出しひとつから始めてみましょう。その一歩が、あなたの生活を大きく変えるはずです。