リビングがおもちゃで埋まっても大丈夫!――“3分リセット収納”で、散らかってもすぐ片づく家に変わる#column

この記事を読めば分かること

  • なぜリビングが子育て世帯で一番散らかりやすいのか
  • 散らかってもすぐに片づけられる「3分リセット収納」の考え方
  • 子どもが自分から片づけたくなる仕掛け
  • スッキリ見える飾り方の工夫
  • 無理なく続けられる片づけ習慣の作り方

はじめに

夕食の準備を終え、リビングに戻ってきたあなた。
床いっぱいに広がるブロック、ソファに投げられた上着、テーブルの上に置きっぱなしの学校のプリント…。

「はぁ、また片づけからか…」

毎日同じ光景に、ため息がこぼれる瞬間はありませんか?
でも大丈夫。リビング収納の考え方を少し変えるだけで、散らかってもすぐにリセットできる仕組みが作れるのです。

1. どうしてリビングは散らかるの?

リビングは家族の中心であり、子どもの遊び場でもあるため、物が集まりやすい場所です。

  • 宿題のプリントはテーブルに
  • 習い事バッグはソファ横に
  • おもちゃは遊び終わっても床の上に

つまり「とりあえず置きやすい」から、散らかるのです。

brown wooden bed frame with white and brown bed linen

2. 完璧を目指すより“戻しやすさ”

収納本やSNSで見るような完璧な収納は憧れますが、子育て中の家庭では現実的ではありません。
大切なのは「誰でもすぐに戻せる仕組み」を作ること。

3. 3分で片づく「リセット収納」

おすすめは リセット収納。散らかっても3分で片づく仕組みをつくることです。

  • 大きなカゴやボックスをリビングに置く
    → おもちゃや絵本をとりあえず入れるだけ
  • 家族ごとのマイボックス
    → 習い事バッグやプリントを入れておける
  • 書類トレイをテーブル横に
    → プリントや郵便物をまとめて一時保管

「戻すのがめんどう」ではなく「入れるだけ」で完結させるのがコツです。

4. 子どもが動きたくなる仕掛け

子どもは「楽しい」と思えば自分から片づけをします。

  • 色ごとに分けた収納ボックス(赤=おもちゃ、青=絵本)
  • 動物やキャラクターのイラストラベル
  • 片づけできたらシールを貼れる「片づけボード」

「遊びの延長」で片づけられる仕組みを作ると、親が怒らなくても習慣化します。

5. 飾り方を工夫してスッキリ感を出す

子どもの絵や工作は全部飾ると雑然として見えてしまいます。

  • 飾る数を「週1作品」に限定する
  • フレームやボードを統一する
  • それ以外は写真に撮って保存する

「厳選して飾る」ことで、部屋全体が落ち着いて見えます。

6. 習慣にする「3分ルール」

一気に片づけるのは大変なので、「3分だけ」のルールを作りましょう。

  • 寝る前に3分おもちゃを片づける
  • テレビを見る前に3分プリントをまとめる
  • 外出前に3分だけソファ周りを整える

毎日少しずつ続けることで「散らかりっぱなし」がなくなります。

まとめ

  • リビングが散らかるのは「置きやすいから」
  • 完璧より“戻しやすさ”を重視
  • 3分で片づく「リセット収納」で習慣化
  • 子どもが楽しめる仕掛けで自主的に片づけられる
  • 飾る数を絞ってスッキリ見せる

リビングは家族が一番集まる場所。
「片づけがラク」になる仕組みをつくれば、気持ちまで軽くなります。