「なんか変…?」を防ぐ!外観デザインで後悔しないためのチェックリスト #column
新築のマイホーム、なぜかしっくりこない…?
「これだ!」と思って建てた家なのに、完成してみたらなんだか微妙…。
「理想の家ができたはずなのに、どうしてパッとしないんだろう?」そんなモヤモヤを抱えてしまう方、意外と多いんです。
実は、外観の印象って“なんとなく”決まっているように見えて、しっかり理由があります。
なので、家づくりの段階で少し意識するだけで、その違和感も防げることがほとんど!
今回は、「どうして外観がダサく見えてしまうのか」「後悔しないためには何に気をつければいいのか」という点について、初心者の方にもわかりやすくご紹介します!
この記事を読めばわかること
✔ 外観がダサく見えてしまう理由とその共通点
✔ ありがちな失敗を防ぐためのデザインの考え方
✔ 「おしゃれ」と「飽きない」を両立させるコツ
✔ 自分たちに合った外観にするためのヒント
1. 外観が「イマイチ…」に見えてしまう理由って?
まずは、よくある“残念な外観”の原因を見ていきましょう。
「ダサい」と感じる家には、実は共通するポイントがあるんです。
● 理由1:素材選びが安っぽく見える
外壁や屋根の素材は、思った以上に家全体の印象を左右します。
例えば…
- 外壁がテカテカしていてチープな印象
- 木目風なのに、近づくと「ただのプリント」感がある
- 色味が不自然で、フェイクっぽく見える
こんな小さな違和感の積み重ねが、「なんとなく安っぽいかも…」という印象につながります。
▶ チェックポイント:
実物サンプルを見て、質感や色味をしっかり確認!
施工例の写真も必ずチェックして、カタログだけで決めないのが鉄則です。
● 理由2:色のバランスがちぐはぐ
壁、屋根、窓枠、玄関ドア…いろんな場所に色が使われる住宅。
ここで気をつけたいのが“色の統一感”。
- ベースが白なのに、屋根が濃い茶色で浮いて見える
- サッシと玄関ドアの色がぶつかって見える
- アクセントカラーが多すぎてごちゃごちゃして見える
▶ チェックポイント:
色は「ベースカラー1色+アクセント1色」の2色構成が基本。
景観や隣家との調和も意識しながら、シンプルを心がけましょう!

● 理由3:窓の配置に違和感がある
間取りを重視しすぎて窓のバランスが崩れてしまうと、外から見ると不自然に見えることも。
- 大小バラバラの窓がランダムに並んでいる
- 窓のラインが揃っておらず“チグハグ感”がある
- 外壁が多すぎて「のっぺり」して見える
▶ チェックポイント:
立面図(家を正面から見た図)や外観パースを必ず確認!
「外からどう見えるか?」の視点も忘れずに。
● 理由4:外構と建物がバラバラ
せっかく建物が素敵でも、玄関アプローチや塀、植栽が“とりあえず”になってしまうと残念な仕上がりに。
- 砂利だけの殺風景なアプローチ
- コンクリートを敷いただけの駐車スペース
- 外構と建物のデザインがちぐはぐ
▶ チェックポイント:
建物と外構は“セットでデザイン”するのが理想。
特にアプローチやフェンス、照明は印象を大きく左右します!
● 理由5:トレンドをそのままマネしただけ
SNSや雑誌で見た「おしゃれな家」をそのまま真似してしまうと、時が経つと“流行遅れ感”が出てしまうことも。
- 流行の黒い外壁が数年後に色あせてくる
- 無機質なデザインが、周囲の家と馴染まない
▶ チェックポイント:
“自分たちらしさ”と“時を超えて飽きないデザイン”のバランスを大切に!
長く住む家だからこそ、流行だけに頼らずじっくり選びましょう。
2. 「安っぽく見える家」に共通する特徴って?
ダサく見える家は、実は細かい“積み重ね”でそう見えてしまっていることが多いんです。
よくある共通点
- 外壁や屋根がペラっとして見える
- 凹凸のない、のっぺりとした外観
- 派手すぎる or 暗すぎる色使い
- 1階と2階のバランスがアンバランス
- 外構が簡素 or 雑に見える
▶ アドバイス:
「全体のまとまり」があるかどうかを意識するだけで、グッと洗練された印象になりますよ!
3. 外観デザインで後悔しないためのヒント
ここからは、外観デザインを成功に導くちょっとしたコツをご紹介します。
● パースや3Dで“完成形”をチェック
頭の中でイメージしていた家と、実際に建つ家って、意外と違って見えるんです。
特に色や窓配置は、3Dや外観パースで見ると気づくことがたくさん!
▶ おすすめツール:
設計時に3Dシミュレーションをしてくれる住宅会社を選ぶと安心です。
● 「景観」と「時間」を味方にする
どんなにおしゃれでも、周囲の景観とまったく合っていないと「浮いて見える」可能性も。
また、色あせや汚れが目立つ素材だと、年数が経つごとに古びた印象に…。
▶ 意識したいのは?
- 周囲の家とのバランス(街並みとの調和)
- 経年変化に強い素材や色選び
● 外構も外観の一部!
外構は、家の“顔”とも言える大切なパーツ。
建物が素敵でも、外構がチープだと全体の印象が崩れてしまいます。
▶ チェックポイント:
- 玄関まわりの植栽や照明はできるだけ工夫を
- ポストや表札も、外観に合ったデザインを選んで!
まとめ
新築の外観って、ほんのちょっとの“ズレ”で「なんか微妙…」になってしまうことがあります。
でもその“ズレ”は、家づくりの段階でしっかりチェックすれば防げるんです!
大切なのは、
- トレンドだけに流されないこと
- 「自分たちに似合うか」をちゃんと考えること
- デザインだけでなく、素材や外構まで含めて一体で考えること
家は毎日見るもの。
だからこそ、「見た目にも好き!」と思える外観を、丁寧に選びたいですよね。これから家づくりを始めるみなさんが、完成したわが家を見て「やっぱりこれにしてよかった」と思えるように。
ぜひこの記事をきっかけに、外観にもじっくり向き合ってみてくださいね!